じゃーん!
五行色体表を作ってみました。
古代中国の哲学理論で、万物は、木、火、土、金、水(もく、か、ど、ごん、すい)という5グループの基本物質に属すると考えられ、
季節や味覚、心の状態、影響する臓腑などの関連性を示したものになります。
例えば、今は冬。
表の一番右の「水」に属する季節が「冬」。
この季節トラブルが起きやすい臓腑は「腎」と「膀胱」。
自然界から影響を受けやすいのが「寒」です。(身体の不調の原因となる気候)
なので寒さから身を守り、黒豆や黒ゴマなど「黒」い食べ物を摂ると腎に良いと言われます。
ちなみに腎が弱ると顔色も黒っぽくなってきます。
程よく塩気をとると良いと言われています。
「腎」が弱ると、「耳」が遠くなったり耳鳴りがしたり、
「骨」もろくなり、「髪」が抜けやすくなる。
「唾」つばも少なくなる・・・。
これは、まさに老化現象ですね(◎_◎;)
とても興味深いのが、最後の「恐」。
影響する感情があり、「恐れ」は腎を弱めて、免疫を下げる(寿命を縮める)と言う意味です。
後の4グループも同様にストーリーがあり、
一つの症状に対して、どの臓腑に問題が出て、どんな症状が出てきやすいのか?
また、症状に対しての改善に有効な手掛かりがこの表で読み取れます。
東洋医学の神秘と奥深さがおのずと伝わってきます・・・。