「春だ~!」と思いきや、寒のもどりで雪がチラついたり・・・

服も春らしく軽やかに明るくいきたいところですが、まだコートが手放せませんね。

毎日何を着てよいやら悩みますよね(´ー`)

 

私たちの身体の中もこの季節と同じように、冬~春仕様に只今モデルチェンジ中です!

春先、木の芽どきは体調が不安定になりやすい時期なので、「な~んかこの時期調子悪いのよねぇ」という方も多いのではないでしょうか?

大なり小なり不調があって当たり前・・・「だって春だから!!」。

あまり神経質にならずに季節にあった養生法で心地良い春を迎えましょう♪

 

◆中国最古の医学書の「黄帝内経」(約2000年前)に書かれている「春の過ごし方」です↓

(人間の体は今も昔もそこまで大きくは変わらないと思うのですが、参考までに是非ご覧ください。)

 

① 夜更かしはしても良いが、朝は早起きをする
② 朝は庭をゆったりと散歩して春の朝日を身体いっぱいに浴びる(陽気を補う)
③ 髪をほどいて、締め付けることをやめ、身体をノビノビと動かす(身体をゆるめて、補った陽気を巡らせる)
④ 心中の意欲を伸ばし育てる。(冬の間にしまっておいた思い、考え、
想像を春の陽気とともに発散させる。感情に素直になる)
⑤ 生長するものを助ける事をして、奪ってはいけない
(動植物だけでなく、伸びようとする人のやる気を妨げることをしない)
これらの法則に逆らうと「肝」を傷つけ、木の芽時の不調が出やすくなる。

夏には身体が冷えやすくなると言われています。

 

①~⑤のうち個人的に興味深いのが④や⑤。

心に芽生えたものや、他人のやる気を助け成長させることが、自身のカラダの養生になるという考えが面白いです。

身近な方々、子供や部下、後輩さんには、植物を育てるように与え生かして、褒めて、押さえつけないのが良いようです。

 

< 木の芽時の不調について >
イライラ、不眠、のぼせ、ほてり、落ち込み、花粉症、皮膚トラブル、やる気が出ない、便秘、じんましん、血圧上昇、赤目、眼病、月経トラブル、頭痛、ぎっくり腰など・・・。

 

現代人は、新年度になり生活環境も大きく変わり、忙しさで体調を崩しやすい時期ですが、

イライラしてるとこれまた「肝」を痛めて悪循環に・・・。

 

昔の人は季節の移り変わりの中でどんな生活をしていたんだろうか・・・想いを寄せながら、

今の自分にあったの身体のいたわり方を考えてみるのはどうでしょう?

春の陽気と共に「 ココロもカラダもゆる~く」解放させて、健やかにお過ごしくださいね♪☺