明日は節分ですね!
写真は「色白」ぽっちゃりのお福さんと、
どこか憎めない「赤ら顔」の鬼さん。
赤鬼の方は現実ではあり得ない赤さですが、
「なんか顔赤いな~」っていう人、周りにいませんか!?
中医学では、顔の色ツヤを見るのも大切な望診のひとつ。
経絡に流れる気血は全て顔を通ります。
病気になると顔にツヤがなくなり、顔色にも異変が出てきます。
<顔色で見る五臓のトラブル>
赤→心/熱証(身体に熱がこもりやすい)
白→肺/寒証・虚証(冷えやすい・エネルギー不足)
青→肝/寒証・瘀血(冷えやすい・おけつ→血の滞り)
黄→脾/虚証・水滞(エネルギー不足・水の滞り) ※脾とは胃腸など消化・吸収の働き
黒→腎/寒証・瘀血(冷えやすい・血の滞り)
参考までに知っていると、
身体の内側を見るのに役立つかもしれません。
色白お福さんは、寒がりでむくみやすく、声が小さい、よく風邪を引くけど肺が弱いのかな?とか、
赤鬼さんは、体温が高くて目も充血してて、心も落ち着かない様子・・・血圧は大丈夫かな? 熱になる脂っこいものとか辛いものとか食べてないかな?とか
考えるようになります。
五色も知っていると、「じゃあ、温めるものを食べよう!冷ますものを食べよう!」
と日常での食事の足し算・引き算もやすくなります。
あなたの顔はどんな色ですか?